SUBJECT 断続切削における加工技術
鋳物材料の加工などの場合には、素材の形状から断続切削となることが多いですが、断続切削の際にも加工上の注意点があります。
断続切削の場合には、刃物と材料との接触が途切れ途切れに発生します。そのため、一度材料から離れた刃物が再びワークと接触する時には、刃物と材料が高速でぶつかることとなり、このときに刃物の破損が起こりやすくなります。
刃物の破損は異常加工となり、形状・寸法が得られない、加工温度が異常に上昇するなどの問題に至ります。
SOLUTION 鋳物加工で得た経験と知識
断続切削が発生してしまうような加工ワークの場合には次のようなことに注意する必要があります。まず、断続的な切削を想定した、工具が欠けないような刃物の選定を行う必要があります。また、加工時の周速と送り速度に工夫することにより、刃物の破損が起こらない加工条件を選定することが必要となります。
接続切削のポイント
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1.刃物の選定
2.周速の最適化
3.送り速度の最適化り速度
弊社では創業当時より鋳物加工と向き合い課題解決を行ってきた独自のノウハウと熟練技術者の経験により、鋳物の異形状物や製缶加工を得意としております。