SUBJECT 材料がS45Cの場合
- 希望する寸法にガス溶断機やプラズマ、レーザー溶断機を用いて溶断を行います。
- S35C以上(C:炭素量)ある鋼材をガス溶断やレーザー切断をすると火口のあたったところは加工硬化を起こすため、加工がしにくくなるため、焼鈍熱処理を行い素材を軟化させ、切削性がよくする処理が必要となります。
- 熱処理工程があるため、溶断後に1週間ほど納期がかかってしまう。。
SOLUTION 材料をS25C or SS材の場合
- S25CまたはSS材のサイズにもよりますが、おおよその在庫が流通しており、S35C以下の炭素量が少ない材質だと、加工硬化を起こさないため、溶断後の熱処理も必要ありません。
- S45Cに比べると鋼材自体の価格も安く、熱処理費用も抑えられ、コストダウンとリードタイム短縮が実現できます。